小さな村で家族と暮らしていた平民の娘・リナジェイン。行方不明になった兄を捜すために村を飛び出した彼女は、宮殿で“氷の皇帝”シュナ・ヴァーグナーに出会う。気に入らない人間は切って捨てると噂の皇帝に、剣を向けられたリナジェインは殺される…？と思いきや――。「貴様。私と結婚しろ」と脅しのような求婚をするのだった。兄のために引けないリナジェインは契約を交わし妃となるのだが、そんな彼女を待ち受けていたのは、想像もつかない生活だった。<br><br>平民の娘が“氷の皇帝”の契約妃として奮闘する、身分差ラブストーリー！